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【検索用 すべてもとどおり 登録タグ Conslo MEIKO UTAU VOCALOID 曲 水音ラル】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Conslo 作曲:Conslo 編曲:Conslo 唄:MEIKO,水音ラル 曲紹介 End of THE EVENT 曲名:『すべてもとどおり』(すべてもとどおり) 歌詞 (動画概要欄より転載) なんでこんなことになったのか 皆目見当つけなければ 軽やかな最期踏み切り誤れば 全部ここでおしまいだ 私はまだここにいたい 哀しい朝 見たくない 海も山も街も空も 何時かのこと忘れたままの置き傘も 人も恋も 恨みつらみ 汗をかいて登ったあの展望台も 全部元通りだよ なんでこんなことになったのか 最初から続いたレールは巡り巡る 今夜発つためのチケットを 机に置いたまま 私はまだここにいたい 哀しい朝 見たくない 海も山も街も空も 何時かのこと忘れたままの置き傘も 人も恋も 恨みつらみ 汗をかいて登ったあの展望台も 全部君のものだよ 未来の分岐は僕らを置いて遥か ここは良いところさ いつまでも眠りたいな コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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名称:愛こそすべて! アイテム種類 思考(思考) レア度 C+ 詳細 思考の設定。愛こそすべて!が信条。 ★
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「すべてのジュネーブ」は、詩百篇第9巻44番に登場するとして、日本で広く知られる語。 だが、実際にはそれは五島勉の『ノストラダムスの大予言』によって広まった誤訳に過ぎない。 目次 原文と翻訳 五島勉『ノストラダムスの大予言』の訳と解釈 訳の検証英語訳との比較 はずされていたハシゴ 象徴的な解釈は成り立つのか 世界保健機関(WHO)は予言されているのか 命令形は珍しいのか 原文と翻訳 該当する原文と、当「大事典」が提供する訳文は以下のとおりである(詳しい異文や語註などは詩百篇第9巻44番の記事を参照のこと)。 Migres migre de Genesue trestous, Saturne d or en fer se changera, Le contre RAYPOZ exterminera tous, Auant l a ruent le ciel signes fera. 離れよ、一人残らずジュネーヴから離れよ。 黄金のサトゥルヌスは鉄に変わるだろう。 レポの反対が全てを滅ぼすだろう。 到来の前に、天が徴を示すだろう。 五島勉『ノストラダムスの大予言』の訳と解釈 五島勉の『ノストラダムスの大予言』(1973年)では、この詩の1行目が 逃げよ、逃げよ、すべてのジュネーブから逃げ出せ(*1) と訳されており、 これ〔引用者註:ジュネーヴの特色〕と同じ条件をもつ都市全部、言いかえれば国際性のある商業と銀行と教育のさかんな、水のほとりにある都市全部をノストラダムスは「すべてのジュネーブ」という言葉で一括したのだろう。とすれば、そのなかには、現在の世界の有名都市の八割ぐらいまでが入ってしまう。もちろん、東京も大阪も神戸もふくまれる。(*2)(強調は引用者) これら「すべてのジュネーブ」から、「逃げだせ」と、ノストラダムスは三回繰りかえして警告している。(略)どんな大事件や大災害にたいしても、淡々と、客観的に、冷酷とさえ思われる筆で予言を進めてきたノストラダムスが、ここにいたって、そういう態度をいっさいかなぐり捨て、「逃げろ」と、しつこく未来の人類に向かって呼びかけているのだ。(*3) と煽ったのである。 五島のこの詩の訳は、少なくとも1行目に関してはずっと変化がない。 最終巻にあたる『ノストラダムスの大予言・最終解答編』(1998年)で、「逃げよ逃げよ」と読点を1つ減らし、「すべてのジュネーヴ」と、「ブ」を「ヴ」に変えた程度である。 訳の検証 trestousはtous(みんな、全員)を強調しているだけで、ジュネーヴにかかっているとは、到底見なせない。 英語訳との比較 過去の英語圏の論者たちの訳語を見ておこう。 テオフィル・ド・ガランシエール(1672年)Go forth, go forth out of Geneva all,(*4) ロルフ・ボズウェル(1942年)Flee, flee all ye of Geneva,(*5) アンドレ・ラモン(1943年)Escape, escape, all those of Geneva (League of Nations).(*6) ヘンリー・C・ロバーツ(1947年)Leave, leave, go forth out of Geneva, all(*7) この訳は、娘夫婦(1982年)や孫(1994年)による改訂でも変更はなかった。 エドガー・レオニ(1950年頃?)Leave, leave Geneva every last one of you,(*8) これは草稿と思われる文書での訳だが、のちに正式出版された版(1961年)でも、改題版(1982年)でも、変更はなかった。 エリカ・チータム(1973年)Leave, leave Geneva everyone,(*9) のちの最終版でも変更はなかった。 ジョン・ホーグ(1997年)Leave, leave Geneva everyone!(*10) リチャード・スモウリー(未作成)(2006年)Flee, flee, all from Geneva (*11) ピーター・ラメジャラー(2010年)Flee, flee Geneva, each and every one!(*12) リチャード・シーバース(2012年)Flee, flee, O Geneva, every last one,(*13) 以上、17世紀の信奉者ガランシエールから、21世紀の仏文学者シーバースまで、時代や立場を超えて、「すべてのジュネーブ」などという意味に捉えていないことは明らかだろう。 はずされていたハシゴ 五島勉は『ノストラダムスの大予言・最終解答編』(1998年)でも、「すべてのジュネーヴから逃げ出せ」と訳している。 ところが、解説の中で触れる時には、1度を除いていずれも「すべての」をカットして「ジュネーヴから逃げ出せ」としか引用していない(*14)。 そして、「すべてのジュネーブ」と引用した箇所でも、実際の都市ジュネーヴにしか触れていないのである。 つまり、全世界の8割の大都市が「すべてのジュネーブ」だ、という当初の解釈は、なしくずしに撤回されていたのである。 世界で五島以外にそう訳している論者がおらず、当の五島自身がなしくずしに撤回した「すべてのジュネーブ」という読み方には、もはや支持すべき理由は全くないだろう。 象徴的な解釈は成り立つのか 次に、「ジュネーヴの人々に対し、一人残らず逃げ出せ」としか訳せないとしても、その「ジュネーヴ」を何かのたとえと解釈することは可能かどうかを検討しておきたい。 さて、五島は上で見たように、「すべてのジュネーブ」=全世界の主要都市、という解釈を放棄した代わりに、どう訳していたのだろうか。 五島の『ノストラダムスの大予言・最終解答編』には、こうある。 それはもちろん、「ジュネーヴという街から逃げ出せ」といった単純な意味ではない。「今ジュネーヴで五大国がかけひきしているような、核の危険な談合から逃げ出せ」という意味である。(略)もっと突っ込んで言えば、それはただ彼らの核談合から逃げ出すだけでなく、そういう五大国だけの密議を成り立たせている彼らの「核体制から、核兵器の時代から逃げ出せ」の意味にもなるだろう。(*15) しかし、核関連の会議はジュネーヴだけで行われているわけではない。 国際原子力機関(IAEA)にしても、本部はウィーンである。 五島の読み方は、あまりにも恣意的なものと言わざるをえないだろう。 世界保健機関(WHO)は予言されているのか 2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の広まりによって、ツイッターなどでこの詩がつぶやかれる頻度が増えた。 当「大事典」の詩百篇第9巻44番へのアクセス数も顕著に増加した。 そこで、この場合の「ジュネーヴ」を、世界保健機関(WHO,本部ジュネーヴ)と解釈することができるのか、一応検討しておこう。 この点、ノストラダムスに予言能力があったのか、なかったのか、という基本認識の違いによって、水掛け論になりかねないのは事実である。 ただ、(仮にノストラダムスが予言能力を備えていたとしても)使われている単語からすれば、世界保健機関を意味する可能性は非常に低い、と言わざるを得ない。 ポイントはmigrezである。 これを「逃げろ」と訳すのは3行目(=ジュネーヴの住民が皆殺しになる)からの意訳であって、本来の意味は「移住(移転・転居)する」などの意味である。 当「大事典」は3行目との兼ね合いで上のように「離れよ」と意訳しているが、むしろ「ジュネーヴから一人残らず引っ越せ」とでも訳すほうが、本来のニュアンスに近いかもしれない。 新型コロナウイルスに対する世界保健機関の対応には批判も少なくないが、別に批判者がジュネーヴ市民に限られるわけでもない。 世界保健機関に対する警告の予言ならば、(場所を移ることが焦点となる)migrezよりも、「信じるな」「耳を貸すな」などのほうが適切ではないだろうか。 その意味では、国際連盟への批判とする解釈が信奉者の間で定着している次の詩、 詩百篇第1巻47番 「レマン湖からの説教が不快にさせるだろう」 を、「新型コロナウイルスへの世界保健機関の対応に寄せられた批判だ」とでもこじつける方が、まだそれらしく見える。 (ただし、当「大事典」は、国際連盟とする解釈も、世界保健機関とする解釈も、まったく支持するものではない) こうした単語の取捨選択からして、「ジュネーブから逃げ出せ」を「世界保健機関を信じるな」といった意味合いに理解するのは、相当に根拠が薄いように思われる。 命令形は珍しいのか 五島は「すべてのジュネーブから逃げ出せ」について、上で引用したように、ノストラダムスが冷静な態度を「いっさいかなぐり捨て、「逃げろ」と、しつこく未来の人類に向かって呼びかけている」と紹介していた。 そして、『ノストラダムスの大予言・最終解答編』でも、 文法的にも、使われている動詞はすべて未来形、または不定法(=フランス語の動詞の原形・英語のto+動詞や…ingと同じ)で、『諸世紀』十二巻と六行詩集・予感集、予言手紙類のうち、例外はただ一ヵ所しかない。 それがこの「ジュネーヴから逃げ出せ」なのだ。(略) そうだ。ひっくるめて四万語以上にもなるノストラダムスの全予言の中で、この「ジュネーヴから逃げ出せ」の一句だけが、命令形で指示形でアドヴァイス形、つまり予言ではなかったのだ。(*16) と断言している。 だが、これは全くのデタラメである。いくつか例を挙げよう。 第2巻97番 「ローマの教皇よ、近づくことに御警戒めされよ」 第3巻24番 「フランスよ、私の言うことに沿えるようにせよ」 第3巻87番 「ガリアの艦隊よ、コルシカには近づくな」 第4巻79番 「王の血よ、逃げよ」 第6巻ラテン語詩 「この詩を読むであろう方々よ。とくと熟考なさい」 第7巻8番 「フローラよ、逃げよ。逃げよ、ローマに最も近き者よ」 第8巻32番 「ガリアの王よ、気をつけなされ」 第8巻84番「数多くの帆から逃げよ、その恐るべき悪疫からも逃げよ」 第8巻補遺篇6番「汝の国へ(侵攻して)来ぬように細心に守るがよい」 第9巻46番 「赤き者たちよ、トゥールーズから出て行け、逃げよ」 五島氏は上で(全)「十二巻」を俎上に載せているので、あえて偽作の疑いの強い補遺篇もとり扱った。 見ての通り、命令法は少ないけれども、全くないわけではない。 また、命令法ではないが「あなた(方)」に語りかけた詩が他にもいくつもある。 命令法が使われていることをもって、第9巻44番だけが特別扱いされているという論法は、強引なものといわざるを得ない。 そもそも上で見たように第9巻44番のわずか2つあとの第9巻46番にも命令法が出ているというのに、「この詩だけ」と断言するのは読者をなめているとしか思えない。 以上、形式的にも、この詩をことさらに重視すべき理由があるとは思えない。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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すべて灰色の猫 すべて灰色の猫〈上〉 (扶桑社ミステリー) すべて灰色の猫〈下〉 (扶桑社ミステリー) 題名 すべて灰色の猫 (上/下) 原題 All the grey cats (1988) 著者 Craig Thomas 訳者 山本光伸 発行 扶桑社ミステリー 1991.6.27 初版 価格 各\560(\544) 世に「つなぎの作品」と言われる本書だから、よほどひどいのかと思ったらシリーズをずっと通して読んでいるぼくには、特につまらない本ではない。むしろ、こいつはシリーズとして読むためには絶対通過しておかなければならない物語であるではないか。『闇の奥へ』の続編であるが、これはバビントンやカプースティンという前作での敵たちの巻き返しのストーリーであり、また『ウインターホーク』のプリャービンの後日談でもある。要するにキャストはみんなつながっているのだ。 ただ一人ハイドだけがアフガンに再び単独潜入しているらしく見当たらない。ここでの主人公には何と『狼殺し』のリチャード・ガードナーの息子ティム・ガーディナー (訳者が違うのでちょいと姓がこんがらがる) を据えている。シリーズを楽しむ者にはサービスみたいなものだろうけれど、オーブリーにこういう法廷被後見人を設定するならどこかここまでの作品でやっておけばいいのに、とも思った。こ れは『闇の奥へ』でのポール・マッシンジャーなどの存在にも言えることで、サービスぶりはいいんだけど、あまり都合よく関係者を増やされるのもどうかなあ、とさすがに疑問は感じてしまうのだ。 ここではブリギッテ母子という何だか船戸与一の小説に出て来そうな情念の親子が作品に色を添えていて、この辺が真新しい雰囲気である。話はネパールをソ連の同盟国にというような陰謀なのだが、ネパールの価値を考えてみるとあまりリーズナブルな謀略とは言えない点など、かなりインスタントな作品に見られがちだと思う。それでもこれだけオーブリーたちが追い詰められ、証拠が消され、サスペンスが盛り上がり、というトーマスならではの一編のストーリー・テリングの充実ぶりは、国産作家には望むべくもないところである。 ここまで読んできて気がつくのは、クレイグ・トーマスって基本的にそのストーリーは大変面白いということなのである。しかしこれだけ作品評価がでこぼこなのは、ひとえにキャラクター描写が独特のもので、そのあたりのリズムがまた作品によって不安定であるせいではないか、などと思われる。この作品でも敵たちは決して滅ぼされるわけではなく、主人公もその親父の運命そのままにどこぞの異国へと消えて行ってしまうようだ。すべてのものに決着を着けないままに一つの冒険行が終わってしまうトーマスのストーリーが果たしてこれでいいのかどうか、は問われるところだと思う。 逆に大河ストーリーとしてシリーズを追ってみるしか、今のトーマス作品は読みようがない、と断言してしまった方が楽なのかもしれない。 (1993.02.11)
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【登録タグ す ポッジーニ 曲 鏡音リン】 作詞:ポッジーニ 作曲:ポッジーニ 編曲:ポッジーニ 唄:鏡音リン 曲紹介 楽しい思い出を曲にしてみました。 第7回MMD杯参加作品。テーマは「M」のまぼろし。 後に有名ボカロPであるMARETUがカバー曲を投稿した事で脚光を浴びた。 歌詞 (動画内歌詞より引用) 嬉しいときも 悲しいときも 寂しいときも すべてはまぼろし 眩しい光 おいしいご飯 増えていくわかめ すべてはまぼろし ここにいる君も ここにいる僕も ここにいない人 すべてはまぼろし テレビ出てる人 外で寝てる猫 高尾山の天狗 すべてはまぼろし 今外は晴れているかな? 早起きをして 牛乳飲んで 出かけるときに 地獄の苦しみ 牛悪くない 悪いのは自分 この世の全ての 牛にありがとう! ここにいる君も ここにいる僕も ここにいない人 すべてはまぼろし もう会えない人も 鮭を獲る熊も 伝説の忍者も すべてはまぼろし 今外は晴れているので 出かけてみたら 近所の野良猫に 襲われたよ ラーララララ ラーラ 嬉しいときも 悲しいときも 寂しいときも すべてはまぼろし 関連動画 コメント たびたび編集すみません、maretu名義でページがつくられていたので変更しました-- 名無しさん (2019-10-15 09 34 11) いえいえ、編集ありがとうございます! -- 名無しさん (2019-10-15 23 36 46) 狂気……めっちゃ好き((( -- 名無しさん (2021-10-24 20 12 18) す★べ★て★は★ま★ぼ★ろ★し -- ネコ野郎 (2023-05-28 17 59 30) 試しに聴いてみた結果神すぎたというね。 -- 人生ゲーム (2023-08-18 21 21 52) 名前 コメント
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「じゃ、行こうか」 そういってバッツは、未踏の雪の中を歩き始めた。 「いいの?」 クーパーが追いかけながら尋ねると、バッツは振り返って答えた。 「もうすこしだけだ。城までは行かなくても、ここまできたんだからちょっとだけ行こうぜ。 エーコたちには心配をかけるかもしれないけどさ」 それっきりバッツはまた黙りこくってしまい、クーパーも話し掛けることはなかった。 しばらくして二人は森を抜けた。 「なにも、ないね」 しばらく続いた沈黙を破り、クーパーが口を開いた。 森を抜けたが、誰に会うわけでも何か見つかるわけでもなく、見慣れた白い地平線が続くだけだ。 バッツはそれに「そうだな」と小さく相槌を打ち、地図を広げた。 この先にはちょっとした山脈があり、越えるには骨が折れそうだった。 そこを抜けると、凛冽たる寒気のする大地にはおおよそ不釣り合いな砂漠が広がっている。 平地よりも移動に手こずることは間違いない。 どんなに粘っても最低限砂漠のあたりで引き返さねばならぬだろう、 もっとも、できるだけ早く祠に戻らなければならない以上、ここから先に進むのは理屈に合わないし、 体力を消耗する割りにはなんの収穫もない可能性が高い。 だがそれでも、バッツは進めるだけ進みたかった。 それは未知の大地を探検したいという生まれてから衰えたことのない子供じみた好奇心からでもあったが、 どちらかといえばレナとファリスの死に対する自分の心がまだ落ち着いていなかったからだった。 ―――二人の生きた痕跡が、この地の何処かにあるんじゃないか? 勿論、それを見つけても現実はなにひとつ変わらないが。 バッツは地図をしまい、少し空の方を仰いで言った。 「山地を抜けよう。なにもなかったら、祠に戻る」 何を言われてもクーパーはバッツについていくつもりだったので、 それがやや理不尽な行動であっても、特に疑念をもたず素直にバッツの跡を追った。 山道の傾斜は存外緩く、このまま続けば二人はさほど疲れずに山を抜けることができそうだった。 勾配がきつくなっていくようであれば、途中で引き返すことも十分に考えられるが。 路傍には逞しく雪を掻き分けている草がちらほらと見え、 バッツはそれらひとつひとつにいちいち目を配っていた。 見た目はちっとも綺麗ではなかったが、その姿は悠然としていて、 このゲームに参加しているものには少なからず感ずるところがあるのかもしれない。 特に、悲しみと怒りと、憎しみの最中にある者にとってはなおのことだ。 もっとも、その受け取るメッセージは個々によりけりといえる。 そうして、バッツはなにか物思いに耽っていたが、ふいに声を上げた。 先まで視界に映るどれにも関心を示さなかったクーパーも立ち止まっていた。 山の下に湖が見える。 それは別段他の湖と代わり映えのしないものだったが、 山の上からということが相俟ってか、水面に反射している光がとても煌びやかであった。 見る者の心情の変化という点でも、祠にある湖とは別物に見えるかもしれない。 二人はどちらが声をかけるともなく立ち止まり、しばらくの間その場に佇立していたが、 やがて聞こえてきた叫び声によって、須臾止まりかけた時の流れは何事もなかったかのように動き出した。 「なにがあったんだ?」 バッツは叫び声の方向に顔を向けた。その先にはこれまでと変わらぬ道が続いている。 「い、行こう!」 クーパーは硬直していた足を一気に解き放ってかけだしていこうとしたが、それをバッツはひきとめた。 「クーパー、ちょっと待てよ」 「えっ…なんで?誰か、いるかもしれないよ?」 落ち着いたバッツの声と対照的に、クーパーの声はやや興奮していた。 「誰かいるかもしれないから、待てっていってるんだ」 そういうと、クーパーは刹那バッツの顔を見つめ、すぐに「あ、そうか」と足を止めた。 そうこうしているうちに叫び声はますます激しくなり、悲鳴まで聞こえるようになった。 バッツは一息つき、言った。 「クーパー、今の状況はわかってるなよな」 「う、うん」 おずおずと頷き返すと、そのまま続けた。 「この向こうに誰かいることは間違いない。それも、どうやらただごとじゃなさそうだ。 わかってると思うけどな、厄介事に関わったらろくなことがない」 クーパーは何も言わなかった。 バッツはそれを見ると、躊躇無くいった。 「行くか行かないかは、お前に任せる」 「…え?」 そのとき、にわかに空気が張りつめた。 「祠にエーコたちを残していること、俺たちの目的、そして今俺たちは殺し合いをしてるってこと、 そのへんをよく考えて、決断してくれよ」 「ちょ、ちょっと待ってよ!」 「なんだ?」 バッツは少し面倒くさそうに尋ね返した。そう言われると、答えることはできなかった。 クーパーからしてみれば、この事態はまったく予想していないことなのだ。 ―――そもそも山に来たのはバッツ兄ちゃんの考えあってのことじゃ? なんで、急にこんなことをいうのだろう? クーパーは、叫び声が聞いたときにすぐにでも駆けつけたい衝動に駆られたが、 こう改まっていわれると、なんとも行動には移しがたい。 それはつまり、自分の行動に責任が伴われるという実感に他ならなかった。 バッツのことを見つめ直した。 一点の曇りもなく明るい好青年だと思っていたが、 それが今はなんとぶっきらぼうに見えることだろう。 それはまさしく彼が今まで見せなかった一面であった。 強烈な出会いは、初対面の者に通常あるべき壁をいくらか取り除いてくれたのだ。 だがしかし、目の前にいる青年はその壁を少しなおしてしまっていた。 それも、おそらくは無意識のうちに。 ―――…いや クーパーは思った。 バッツの中に燻っていたなにかが、今この場に吹き出たというのは少なからずあるだろう。 これが彼の一面であることは疑いようのない事実である。 しかしクーパーは、バッツは本当はいまこの瞬間にもあの場に行きたいのではないか、と感じた。 それはなんとなくそう感じたに過ぎないが。 とにかく、バッツは躊躇っている。 二人であの場に行くことに、躊躇っている。 彼の心の中では、欲求と戻るべきという理性とが葛藤しているに逕庭ない。 どちらをクーパーが選択しても、彼はほっとしてそれに従うだろう。 蓄積されたなにかは、バッツの一面を表した。 もっとも、その兆候はずっとでていたのかもしれぬ。 バッツの気持ちは、「戻る」とも「行く」とも定まっていない。 相変わらず湖は眩しいまでに光を放っている。 つい先までの騒ぎはもう聞こえなかった。 時間はない。 いまこの瞬間、すべての権限がクーパーに与えられた。 【バッツ@魔法剣士(アビリティ:時魔法) 所持品:ブレイブブレイド 第一行動方針:(戻るかそのまま行くかは次の人に託します) 第二行動方針:祠に戻る 第三行動方針:アリーナ(アニー)、とんぬら、パパス、エーコの仲間(名前しか知らない)を捜す 基本行動方針:非好戦的だが自衛はする 最終行動方針:ゲームを抜け、ゾーマを倒す】 【クーパー 所持品:天空の盾 第一行動方針:(戻るかそのまま行くかは次の人に託します) 第二行動方針:祠に戻る 第三行動方針:アリーナ(アニー)、とんぬら、パパス、エーコの仲間(名前しか知らない)を捜す 最終行動方針:ゲームを抜け、ゾーマを倒す】 【現在位置:ロンタルギアの中央北西の山地】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV バッツ NEXT→ ←PREV クーパー NEXT→
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すべてをあなたに ニュー・サウンズ・イン・ブラス1987(第15集) M.マッサー(森田一浩編):すべてをあなたに 絶版 今日の懐かしの洋楽ベストソングは 「すべてをあなたに」ホイットニー・ヒューストンです 83年のデビュー以来、常にUSポップ・シーンをリードしてきた天才R Bシンガー 母に元スウィート・インスピレーションズ (60~70年代に活躍した人気女性ソウル・グループ)のシシー・ヒューストン 叔母に一連のバート・バカラック作品でおなじみのディオンヌ・ワーウィックを持つ いわゆるサラブレッド・シンガーとしても知られています 母親譲りの卓越したヴォーカリゼーション、当代随一のミュージシャンたちと 先端テクノロジーによるサウンド・プロダクツ、 そしてモデル級のルックスを最大限に利用したイメージ戦略・・ これらは後のマライア・キャリーやセリーヌ・ディオンらの成功の基盤になったとも言えるでしょうね 今日の曲「すべてをあなたに」も日本でも知られた曲です 「すべてをあなたに」 何度か人目を盗む瞬間しか 私たちは時間を共有できないわ あなたには家族がいて あなたを必要としてるわ 諦めようとし あなたの腕の中は最後だと思うけど でも他の人なんてありえないの だから私 愛は全てとっておくわ あなたのために... あまり楽しくない 独りぼっちの暮らし 友達が言い聞かせようとする 独占できる男を見つけろと でもそうしようとするたびに 私は泣き崩れるばかり だったらまだましよ 家で淋しくしてる方が だから私 愛は全てとっておくわ あなたのために... 前に言ってくれた 駆け落ちしようと 恋をすると自由になりたい気になるって 辛抱しよう もうちょっと待とうと でもあれはただの夢物語だったのね 心の準備しないと あと数分しかないの あの懐かしい気持ちになる あなたがドアから入ってくると だって今夜こそ 充たされる夜よ 私たちは愛し合うの ひと晩ずっと だから私 愛は全てとっておくわ そう、私 愛は全てとっておくわ そう、私 愛は全てとっておくわ あなたのために... 他の女は こんなにあなたを愛さないわよ だって今夜こそ 充たされる夜よ 私たちは愛し合うの ひと晩ずっと だから私 愛は全てとっておくわ Yeah 私 愛は全てとっておくね そう、私 愛は全てとっておくわ あなたのために... あなたのために... あなたのために... ホイットニー・ヒューストン
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きっとカサブタに似ているのだと思う。 私はそんなに走ったりしないから転んで怪我をすることは少ないけど、調理中に指を切ったりはする。 カサブタは放置していても中々消えず、つい触ったりしてカサブタを剥がして再び血が出る。 分かっているけど触ってしまうし、また傷をつけて痕を残してしまう。 きっと……そういうものなんだと思う。 私の、愚かな感情は。 「だぁああー! づかれだよー、あづいよー!」 家に帰ってくるなり自分の部屋へ本を置いてクーラーを付けた後、お姉ちゃんはリビングにスライディングで滑り込んで寝転がった。 摩擦熱で余計に熱くなりそうなのに、コツでもあるのかお姉ちゃんはクーラーの風が当たる位置で止まってそのまま涼む。 確かに外は暑かったし、お姉ちゃんは行きがけは私を後ろに乗せて二人乗りをしていたし、帰り道は上り坂で自転車を押して登っていた。 当然私より疲れていると思うけど…… 「ダメだよお姉ちゃん、汗かいた後にクーラーの直風あびたら風邪ぶりかえしちゃうよ」 「そうだぞ、こなた。ほら、水分補給で冷たいお茶飲むか?」 「飲む!!」 ガバッと腕の力で飛び上がって、おじさんからお茶を受け取るお姉ちゃん。 苦笑しながらお茶を渡して、お姉ちゃんの頭に持っていたタオルを乗せるおじさん。 当たり前のように流れる光景が少し羨ましく感じた。 「はい、ゆーちゃんも」 「あ、ありがとうございます」 おじさんから私専用になったコップを受け取り、座ってから氷が入って冷えたお茶を一口飲んだ。 外的要因で熱くなっていた体には、染み入ってくるお茶がとても気持ちいい。 一口飲んだのを確認して、おじさんはタオルを手渡ししてきた。 お姉ちゃんの時みたいに頭に乗せたりしないのは、ちょっとした遠慮の表れなのかもしれない。 時々お姉ちゃんと一緒に抱きしめられる時はあるけど。 おじさんはタオルとお茶を渡した後は部屋に戻っていった。 お姉ちゃんはタオルを首に掛けて、お茶はもう飲んでしまったのかテーブルの上にコップを置いて床に仰向けに寝転がっている。 バサッと床に広がった髪を、薄く上下している胸を、半開きの口を何となくぼんやりと見つめていた。 ほんの数十分前までは抱きついていたんだと思ってしまうと、今のこの距離が遠い。 けど、髪に埋まっていた感覚と、頬や胸で触れた体温と、お腹にまわした手の触覚を思い出して心臓が弾んだ。 「……どしたの、ゆーちゃん。何かご機嫌だね」 「えっ、そ、そうかな?」 「さては……二人乗りが気に入った?」 うーん、当たってるようなちょっと外れているような。 『お姉ちゃんとの』二人乗りは気に入ったから……当たり、なのかな。 でも、私は走ったりして風を感じたりなんて事が少ないから、風を切る感覚がちょっと新鮮だったのも確か。 「うん。楽しかった」 「そっか。ならまた二人乗りで本屋行こうか?……出来れば涼しくなってから」 「そ、そうだね」 期待なんかしていない。報われるとも思っていない。私の気持ちが伝わっているとも全然思わない。 だけど、そんな風に言ってくれるのを喜ばないわけがない。 微笑んでしまっているだろう顔を隠すためにお茶を飲む。 見ていないだろうし、見られたって『また本屋に行くのを楽しみにしている妹』ぐらいにしか思われてないことは明白だけど。 コクンと冷たいお茶が喉を通る。気持ちいいけど、勿体無い気がした。 たぶん、お姉ちゃんに触れたという内的要因で熱くなった体には……勿体無いんだと思う。 それでも飲まないわけにはいかないし、氷も解けてきていたので残った少量を飲んでしまう。 立ち上がって、お姉ちゃんがテーブルの上に置いたままのコップも掴んで台所へ。 先に洗ってしまってからリビングに戻るとお姉ちゃんは目を瞑っていた。 寝てるのかな?と思って「お姉ちゃん?」と呼んでみる。 反応がなかったから寝ているお姉ちゃんの隣に座って、もう一度呼んでみた。 「こなたお姉ちゃん」 今度は少し大きい声で。反応は「……ぅん?」と眠そうな返事が聞こえただけ。 それでも内心驚いて、数秒静かにした後にもう一度「眠いの?」と訊ねた。 「ん……」と、さっきより微かな声が耳に届く。 なんて無防備なんだろう、と心の深い部分が騒ぎ出した。 もう、隠さなくたっていいかも。 心の奥、ドアが開きそうになる。 散々鍵を閉めて開けない様にしていたドアが、こうもあっけなく開きそうになることに笑ってしまいそうになる。 言うつもりはないって決めてるのに。 見てしまうから……目で、お姉ちゃんを追ってしまうから。 消えることのない傷のカサブタを自分で剥がして、ますます痕をつけて。 それでも言うつもりがないなんて気持ちを殺してる。 「……絶対に言わないよ」 言えないのかな。言わないのかな。どっちなんだろう。 自嘲を含んでしまった物言いが、余計にドアを押し開く。 何も知らないで寝ているお姉ちゃんが羨ましい。 そして――『愛しい』んだと、私は心の中ではっきりと叫んだ。 口に出した瞬間に終わってしまうだろう今のこの空気が大事だと思っているのに。 お姉ちゃんが羨ましくて、愛しくて……少し、腹立たしい。 「お姉ちゃんは、何も知らないんだよ」 首にかかっているタオルをどかして、首に触れる。 小さな声で何か言っているけど寝言のような感じで意味は分からない。 ペトっと指が首に吸い付く感じがするのは汗のせいかもしれないし、私の気持ちのせいかもしれない。 何とか指を離して、今度は頬に。柔らかな弾力を数度突いて、左目の下のホクロを撫でた。 「はぅ」と犬みたいな声を出して、お姉ちゃんがぼんやりと目を開けた。 「ゆー……ちゃ」 「これは夢だよ、お姉ちゃん」 頬に片手を当てたまま、もう片方の手でお姉ちゃんの目を覆う。 目隠しされたと気づいてないのか、把握できてないのか、お姉ちゃんがアクションを起こす前に。 「ん……っ!?」 何にも知らないお姉ちゃんに、触れてるだけのキスをする。 空気が崩れる幻聴を聞いた……気がする。 でも、今の私にとっては唇に触れるお姉ちゃんの熱と柔らかさだけがすべてだった。 コメントフォーム 名前 コメント よう俺 -- 名無しさん (2007-09-29 18 21 46) このカップリングはねーよと思っていた十分前の俺を殺したい… -- 名無しさん (2007-09-29 16 33 50)
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▼ A Journey Begins 内容: 突如、ジュノ港上空に発生した 不可思議な発光現象と、大気を引き裂く落雷。 しかし、誰一人ソレを認識していなかった……。 冒険者を介抱した ヨアヒム(Joachim)と名乗る隻眼の男は 何かを知っているようだが……? ジュノ港 ??? ……。 ……ぃ……! ??? 起きろっ! ??? ……大丈夫か? 急に目の前でぶっ倒れたもんだから びっくりしたよ。 ??? え? 空にピンクの光? ??? 頭でも打ったようだな。 そんなものここにいる誰も見ていないぞ? ??? あんた、名前は? Joachim ……[Your Name]ね。 俺は、ヨアヒム(Joachim)。 自分の名前が言えるなら大丈夫そうだな。 Joachim [Your Name]。 Joachim あんたが見たのは幻じゃない。 アレは……、現実に起こったことだ。 Joachim 見えたということは あんたに「素質」があるってことさ。 ……まぁ、ソイツはあまりいいものじゃないがね。 Joachim いまの話。 もし興味が湧いたら、俺を訪ねてきてくれ。 少しばかりだが、力になれると思う。 ▲ すべてのはじまり 導きの鍵 ■関連項目 アビセアクエスト , ジュノ港 Copyright (C) 2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.